ベトナムの上座部仏教寺院3選
最近の統計によると、ベトナムでは仏教徒の割合が約5%ほどとされています。
日常的に寺院へ通う人は少ないですが、葬式は仏教式で行う場合が多く、先祖供養の神棚には仏様を飾る家をよく見かけます。
都会の中にも大小さまざまな寺院があり、潜在的な仏教徒の割合はもっと多い印象です。
ベトナムの仏教は中国経由から伝来したもので、ほとんどが大乗仏教です。
上座部仏教ともいわれる小乗仏教の寺院はほとんど見かけることがありません。
東南アジアの西側の国、タイやカンボジアは上座部仏教の国ですが、ベトナムは大乗仏教の国なのです。
そんなベトナムでも上座部仏教の寺院がありましたので、紹介していきます。
ホーチミン市9区 上座部仏教寺院 ブウロン寺院|Chùa Bửu Long
1942年に設立された上座部仏教寺院です。
上座部仏教は、インドからタイを経由して伝わった仏教(小乗仏教とも呼ばれます)
現在の建物は2007年から6年かけて建設された寺院です。
中央塔は7階建て、高さは70mになります。黄金の卒塔婆(ストゥーパ)は青銅でできています。
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ホーチミン市とドンナイ省の境目にあります。
フエ 瞑想寺|Chùa Thiền Lâm
フエにある上座部仏教寺院です。
白い土台の上にたつ黄金の15mのストゥーパは1966年に建てられ、2014年にきれいに塗り替えられたばかりです。
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アンザン省 タパ寺院|Chùa Tà Pạ
ベトナム南部メコンデルタAn Giang省、山頂に築かれたクメール寺院。
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筆者プロフィール:Koike Yusuke
木造建築士という建築知識をバックグラウンドに、ベトナム南部で家具のマーケティング・デザイン・商品開発をしています。ベトナム史が好きなので、ベトナム建築を古代から現代まで調べて、このブログで紹介しています。建築や家具、デザインはもちろん、ベトナム史やビジネスについて語り合える方募集しています。Twitterやインスタでお気軽にDMください。
資格:木造建築士 / カラーコーディネーター1級(商品色彩)
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