ample.style

ベトナム戦争と統一会堂そしてノロドム宮殿

ノロドム宮殿|Dinh Norodom|Saigon Governor’s Palace


1868年〜1873年にかけてフランスによって建設されたノロドム宮殿。
当時のフランスはサイゴン支配のため、フランスの富と権力を最大限に活かすことを考えました。
サイゴンの人々に対して、フランスの圧倒的な力を示すため、ネオバロック様式で建てられたこの宮殿は、当時の贅をつくした意匠となっています。太平洋戦争終戦まではフランス領インドシナのコーチシナ総督府として使用されていました。

内壁は、フランスから輸入された花崗岩に黄色のスタッコ仕上げ、ファサードは、同じく輸入された滑らかな白い石の彫刻で装飾されていました。中央のパビリオンの床は大理石でした。家具や調度品などもフランスから輸入したものが置かれています。

1954年から南ベトナム政権の大統領府として使用されていましたが、1962年2機の飛行機の爆撃によりで大きな被害を受け、取り壊されることになりました。
1966年、統一会堂と呼ばれる白いルーバーの建物が建てられて今に至ります。

ホーチミン市 統一会堂 |Dinh Độc Lập|Hội trường Thống Nhất

 

4月30日はベトナム南部解放記念日です。
この日、統一会堂に戦車が乗り込んだ写真をご存知のかたは多いと思います。

サイゴン陥落の日、ベトナム南部解放の日、そしてベトナム戦争終結の日として、有名な戦車が乗り込む建物の写真が遺っています。

現在は統一会堂と呼ばれるこの白い建物は、1966年、南ベトナム政権中に建てられました。ベトナム人建築家のゴー・ベト・トゥ(Ngô Viết Thụ)によって設計されたものです。ベトナム戦争中は南ベトナム大統領府として使用されていました。

正面のファサードは、
「口」「中」「三」「王」「主」「興」
の漢字が隠されているそうです。

印象的な正面の縦型ルーバーのデザインは日よけと通風を両立させるためのものです。

現在は南ベトナム大統領府当時のままで保存され、事実上の博物館として一般公開されています。
建物内の一部の部屋は国際会議などで使用されます。 南ベトナム時代の一大記念碑である統一会堂は、国家により歴史遺産にしてされています。

MAP

ドンコイ通りからサイゴン大教会を抜けて左へ曲がり少し歩くと横長の白い建物の統一会堂が見えてきます。
近くにベトナム戦争証跡博物館があるので一緒に訪問すると良いでしょう。

動画で観る 統一会堂

 

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧

新着記事

当ブログについて