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建築好きなら一生に一度は行きたい明治村

フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル正面(明治村に筆者が撮影)

建築好きな方はよくご存知の明治村ですが、椅子好きの方も一度は行ってみるべきところが明治村です。
筆者も恥ずかしながら、2017年にはじめて明治村へ行ってきました。

ちょっと残念だったのは、社会科見学の小学生がたくさんいて、一部の建築をゆっくりと観ることができなかったことです。

後から土地の人に聞いてみると、県外からくる建築好きな客以外は、ほとんど社会科見学の学生ばかりだそうです。逆にこの学生さんたちがいなくなってしまうと、この明治村の存続も危うくなるのかもしれません。
確かにこの子供たちがいなければ、平日とはいえ従業員数と客数のどっちが多いのかわからない状況でした。

明治村とは

明治村は、明治建築を保存展示する野外博物館として、昭和40年3月18日に開村しました。犬山市郊外、入鹿池に面した風景の美しい丘陵地100万㎡を占め、昭和初期の建築も含みますが、ここに移築復原した建築物の数は現在60を越えています。
建造物では10件の重要文化財、1件が愛知県の有形文化財、歴史資料では2件の重要文化財が保存されています。
とにかく広い土地に60もの建築が建っていますので、ひとつひとつの建築と向き合っていると1日では全て観ることはできません。明治村は1丁目から5丁目までにエリア分けされているのですが、僕は帝国ホテルのある5丁目をゆっくりと観たかったため、3丁目はカットしました。ゆっくりと明治村を見学されたい方は、なるべく早く到着する予定を立てましょう。

文字で読むより映像をご覧になった方が早いかと思います。とにかく広いことが伝わると思います。

入村料は大人が一人1700円です。団体割引などありますので、公式ホームページの各種料金をご確認ください。
明治村へのアクセスや開村時間は公式ホームページでチェックしてから予定を立てましょう。

開村時間・休村日

アクセス

僕の場合は、行きは犬山駅からバスで行きました。
帰りは、夕方になると名古屋まで直行便のバスがあるので、それに乗りました。
しかし、名古屋に入ると渋滞になるため、到着が遅れました。お急ぎの方は、犬山駅までバスで出た方が早いかと思います。

明治村へのバス時刻表

なお、村内にはSLが走っており、乗ることもできます。動画はこちら

これだけは観ておきたい明治村の建築

明治村はとにかく広いので、一日ではゆっくりと周るのは難しいです。
時間がない方のために、絶対に観ておきたい明治村の建築を紹介いたします。

帝国ホテル中央玄関

フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル正面(明治村に筆者が撮影)

フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル正面(明治村に筆者が撮影)

フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル玄関ロビー

フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル玄関ロビー

西園寺公望別邸「坐漁荘」

西園寺公望別邸「坐漁荘」(筆者が明治村にて撮影)

西園寺公望別邸「坐漁荘」(筆者が明治村にて撮影)

西郷従道邸

西郷従道邸(明治村にて筆者が撮影)

西郷従道邸(明治村にて筆者が撮影)

聖ヨハネ教会堂

聖ヨハネ教会堂(明治村にて筆者が撮影)

聖ヨハネ教会堂(明治村にて筆者が撮影)

教会二階では、チェロを弾いているオジサンがいてとても神秘的です。ですが、子供たちの声が聞こえてきます。

三重県庁舎

三重県庁舎(明治村にて筆者が撮影)

三重県庁舎(明治村にて筆者が撮影)

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