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ベトナム商店建築のドールハウスを作ろう

ベトナムの本屋さんで売られていたベトナム商店建築のドールハウス(ミニチュア?ジオラマ?模型?)を作ってみたのでこちらで解説します。

最初にお伝えしておくと、根気のない方、不器用な方、忙しい方、物づくり苦手な方、にはおすすめしません。 筆者は、一応建築学科出身で大学時代はいくつも建築模型を作った経験があったものの、この模型には結構苦戦したと言っていいと思います。

しかし、なぜこんな面倒なことにトライしたかと言うと、⬇️のツィートが予想以上に反応があったからです。

改めて完成サンプルを見ると良くできていますね。 ベトナム人は手先が器用と言いますが、日本人だって手先器用だと思います。だけど、このサンプルの完成度はかなり高く、初心者の方はこのレベルで仕上げるの難しいでしょう。 作ってみたから言える感想で、やってみるまではちょっとなめてました。

とにかく、せっかく出会ったベトナム商店建築のドールハウス。ベトナム建築探偵と名乗っている自分がスルーするわけにはいきません。 上のツィートの翌週には本屋へ購入しに行きました。しかし、上のフーティウ屋さんは売り切れていて、新聞販売店とCD屋台のミニチュアを購入。しめて50万ドンでお釣りが来ました。

ベトナム商店建築ドールハウス作製に必要な道具

使った道具

使った道具

絶対に必要な道具

付属されていませんので、こちらは自分で用意します。

☑️カッター ☑️ハサミ ☑️接着剤 ☑️のり ☑️単3電池4個

あったら便利な道具

以下はなくても作れますが、あった方が作りやすいです。

☑️カッターマット ☑️鉄製定規 ☑️ピンセット ☑️ホッチキス ☑️セロテープカッター

ベトナム新聞販売店の作り方

外箱には英語でDIY Dollhouseとありますね。
箱の中身はこんなかんじです。セロテープや筆も入っています。
説明書はベトナム語ですが、図解してあるのでベトナム語がわからない方でも、なんとなく手順はわかると思います。
ただ、本当に細かい作業が必要です。
おそらく10時間くらいかかったと思います。丸一日作業についやす時間がある方はいいですが、結構疲れるので社会人の方は1日に1〜2時間くらいしか出来ないと思います。
そんな方向けの手順を説明しておきます。

 

手順1 カットに専念する

まずは、この紙を全て切る作業を終わらせましょう。カットした後は、折って製本します。僕はホッチキスを使いましたが、ノリや瞬間接着剤を使っても良いです。

手順2 木部を塗装しよう

紙を切り終わったら木部を塗装しましょう。 これは指示通りにハケで色を塗るだけです。

手順3 木部に紙を貼り、本体を組み立てる

僕が購入前に想定していたのは、この手順3くらいからの組立てキットでした。 ここからは、組み上げていく作業なので、形になっていくのがわかり楽しいです。ただ、下準備は手順1と2です。手順2までの精度で仕上がりも変わってきます。 料理に例えれば、手順1−2は皮を剥いたり、食材を切ったりする作業で、手順3は鍋に具材を投入といったかんじです。

ここで活躍したのがピンセットです。宝くじをテーブルに並べる作業は指だと難しいです。

手順4 電気をつなぐ

なんとこのドールハウスキット、豆電球までついてるんです。 ちゃんと繋げればライトがつくはずなのですが、入っていた豆電球4個のうち2個のライトがつきませんでした。

豆電球4個の正しいつなぎ方は、直列つなぎで良いと思います。自分はトライしてみたけどダメでした。結局、電信柱のライトのみつけました。 うまくできた方、やり方教えてください!!

CD屋台の作り方

基本的には、新聞販売店を作ったのと同じやり方でOKです。 手順1 紙を切る 手順2 木部を塗装する 手順3 組み立てる

木部塗装の際は息子に手伝ってもらいました。息子は30分くらいで飽きてしまいましたが、二人で手分けして作業すると効率が良いです。

完成です!

まとめ

久しぶりの模型づくりでしたが、やはり好きでないとできないですね。 ベトナムにお住まいの方で、時間が余っていて、趣味が欲しい、という方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
1箱買えば、1〜2日間は時間が潰せると思います。 これ5個作れば、ちょっとした通りができるので、引き続き他のお店も作っていくつもりです。

2021年8月 追記

1軒新しく作りました。街らしくなってきました。

2021年10月 カフェを増設しました

YOUTUBEで観る

 

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